韓国ところどころ

ソウルの路地裏や地方のステキなところをご紹介。
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韓国の美しい紅葉を美術館から眺める
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    在韓日本人ネットワークから10月のお題が到着しました。今回は「韓国の美しい紅葉」。近所にあるワールドカップ公園の木の葉も燃えるように色づき、眺めていると心豊かになります。そしてもうすぐ訪れる寒さ厳しい冬のことを考えると気分はダウンします(笑)

    それこそたくさんのステキな紅葉スポットがありますが、古宮の紅葉を眺められる美術館のとっておきのスポットをご紹介しましょう。

    ■国立現代美術館 ソウル館
    こちらの空間、ワタクシ個人的にとても気に入っておりましてよく行きます。10月のはじめに「建築文化ツアー」といってソウル各地の有名どころ建築を見てまわるウォーキングツアーがありまして、ソウル館の設計を担当した建築家と一緒に歩いてまわりました。
     
     

     
    建物は朝鮮王朝時代、日本統治時代、そして現代と3つの時代を象徴する建物が同じ敷地内にあるのですが、その建物をどういうふうに調和させるか、また景福宮(キョンボックン)という王宮、古くからある周辺韓屋(ハノッ)など周辺環境と美術館という空間の調和について、建物の空間構成・素材・建築制限からとまあ、ありとあらゆるアプローチでお話してくれて楽しかったです。
     
     
     

    で、この日初めて知ったのがこちら。ベージュのテラコッタタイルが並ぶ建物の3階にある景福宮マダンと呼ばれる屋上です。
    ちょうどいい高さで景福宮を見下ろすことができます。三清洞のイチョウ並木ももう黄色に染まっているのでしょうか。

    嬉しいことにここぜんぜん知られていなくて、建築家も「なんでここに人がいないのか、もうまったくアレですがおすすめです」と言ってました。


     
     

     
    建築家の方が、「ウチラが設計してできたこの空間を作家さんがどんな風に使うのか、それをいつもチェックしにくるんです、現代美術ってそこに設置するってこと自体が作品の一部になるから。へえ、そう来たか!自分とはもうまったく違う考えなんだなあということでですね、本当に楽しい」と語る表情はまさに、いわゆる少年。

    2015年3月1日までイ・ブルという人の作品が展示(常設に近い形で、虫みたいなのが天井からぶら下がってもさもさ動いている作品があります。子どもに人気です)されています。パンフレット読みましたがよくわかりません、私には(笑)

     
     
     

    子どもの入場は遠慮な展示。何度もコケそうになります。気をつけてと何度も言われるのにコケそうになる。圧倒的なアルミホイル的鏡的世界のギラギラに言葉は出ません。
    理解しようとするのは入った時点でやめました。追い討ちをかけるように次のコーナーではヘンな気体攻撃に遭います。しかし人体無害なのでご安心を。

    はっ、紅葉でした紅葉。
     



     
    ■アラリオミュージアム・インスペース

    地下鉄3号線安国(アングッ)駅3番出口を出たら直進、3分ほどで左手に見えてくる蔦に覆われた建物。なんなんだ、このちょっと陰鬱な感じのする建物は。しかも「空間」って漢字で書いてある、なんだか…?というふうに思われるかもしれませんが、こちらは韓国の建築界の巨匠キム・スグンによる設計で、1977年に完成。韓国現代建築の傑作と名高く、空間総合建築事務所の社屋として使われていましたが、2014年9月に美術館としてオープンしました。
    この建物にまつわるエピソードは大変興味深く、詳しいいきさつについては、こちらをどうぞ。

    蔦の建物は2014年2月、登録文化財第586号に指定。50年以上経っているという条件より、建築的価値を重視した決定に業界には衝撃が走りました。


     
     
     
    こちらは空間社屋の新館で、チャン・セヨンという方が設計しました。チャン・ドンゴン主演のドラマ「紳士の品格」のロケ地として知られています。こちらはアラリオミュージアムのレストラン・カフェスペースとなりました。大胆なガラスの建物、三方をガラスにした理由は、隣の重厚な建物と昌徳宮(チャンドックン)の間を「見える化」するのが理想的で、それを形にしたらこうなっただからだそう。ガラスにしたことで、現代建築の傑作と美しい王宮が自然とつながったというわけです。言われないと、もう全部丸見えじゃない!!ある意味劇場型スペース(カフェ何とかスミス的な)という感じですが、なるほどねえ。



     

    いやはや、昌徳宮がきれいに見えるではないですか。


     
     

     
    カフ・イタリアン・和食・フレンチレストランと階が上がっていくごとに見える景色も異なります。
     

     
     

    現在「Really?」という現代美術作家のグループ展が開かれています。ものすごくお金かかっています。世界的にすごい(語彙が貧弱ですみません)ものが、キム・スグン巨匠のひねりにひねった建物の中でキュレーターの方苦労しただろう的な、それゆえ空間と作品のステキな化学反応、「へ〜なるほどねえ」と思わされるヘンなのがいっぱいです。

    12000ウォン払って、イギリス人のおじさんの血を固めて作ったおじさんの頭部を見る。ハードコアです!しかも保冷管理しっかりしないとすぐダメになってしまうので、ものすごくお金かけた装置で展示していますよ、見どころです。
    おばさんの痛々しい変装写真を見る。いえ見たくないですって?いいですか、アメリカ女性のいわゆるイメージ、そしてアメリカ的、非常にアメリカ的なハリウッドのイメージというのはですね…ゴニョゴニョ…

    あ、紅葉でした、紅葉。
    どこから見るか、ということでした。

    機会があればぜひ。


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