韓国ところどころ

ソウルの路地裏や地方のステキなところをご紹介。
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写真教室・人物を撮ってみる
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    週に1度、付岩洞(プアムドン)に写真を習うために通っています。ユン・ドンジュ記念館からかなり歩き、山登りに近い坂なので行くだけで正直かなり疲れます。けれども授業の内容がとても濃く、他の方たちの作品を見るのもとても刺激になるのでがんばって通っています。

    教室が終わって外に出るともう日がとっぷりと暮れています。長いようで短かった写真教室も10月末で終わり。
    付岩洞のお店でごはんを食べたり、チメッ(チキンとビール)をする回数が仲良くなるとともに増えてきました。ワタクシも参加しておしゃべりに加われるようにもなってきました。もうすぐで終わるのかと思うとちょっとさみしいです。

    さて、8回目はお気に入りの写真を2枚選び直接絵を描いたり、お気に入りの文章をつけたりという課題でした。こちらは大人がやってもあんまり面白くないんですよね〜頭の柔らかい子ども向けのプログラムかな。なので省略。

    9回目は“人物を撮ってみる”でした。これはとても難しい課題でした。なぜなら自分は人物より建物ばかりでほとんど撮らないからです(旅行に行ったときの家族写真とかは別)。身近な人も含めてとりあえず10枚撮ってきて、それをコメントするというものでした。
    ボロボロでしたよ(笑)なんといってもカン・ジェグ先生はポートレート(軍役中の若者とか)しか撮らないので、さらにコメントは厳しくなります。
    ちなみにカン先生はファッション写真、芸能人ポートレートも撮っていました。
    「芸能人やモデル撮る時はその人が気に入るかそうでないかそこが重要。写真家の意識って出しすぎても出さなさ過ぎてもだめだから難しい」
    と言ってました。


    完州ワイルドフードフェスティバルという地方の祭り風景です。万国旗と子どもの列の流れが面白いな〜と撮りました。

    「人物といってもまあポートレート、ファッション、ドキュメンタリー、状況を説明するもの、まあいろいろあるのですが人物というとまず浮かぶのがポートレート、人物中心の写真ですね。で、この写真の場合、人物は状況を説明するための要素に過ぎない、これはこれでいいんですけどね、あ、人物は苦手?あ〜なるほど。」

     


    これは私の真似をする息子です。
    「これも状況写真。ポートレートは、それを写す“私”がメインなのか、被写体の人物がメインなのか明確にしないと見る人がちょっと混乱しちゃうってこともあるから。」




    これは自分でも左の人物が大きすぎるのはわかっていました。でも他になくて。
    「これもね、祭りを楽しむ人に絞らないと〜」
     



    こうやって切り取らないと、とカン先生が切り取り。いや、もうおっしゃるとおりです、そうしようか迷ったのですが、後ろの人も右の手も切れてるしなあと。
    「だから、待たないと〜被写体との距離を縮める、そしてだいたいみんな快く撮らしてくれますよ。でもポートレートでいこうと思ったら距離を縮めすぎてもアレなんだけどね〜」

    「一応この方には写真撮っていいかとは聞いたんですけどね〜(写真撮るのに意識高くもてないよ〜」



     


    DMZ列車での一こまです。この日朝鮮戦争を経験した人たちご一行がいらして、なんだかいろいろ考えるところがあり。
    「あ、これ、ぼくは好きだなあ、なにか見る人にいろいろ想像させて、列車と彼の視線の向こうとか」とヤン先生がおっしゃってくれました。
    ようやく肯定的な一言が。
     



    こちらも鉄原にて昼食のシーン。動きがあって好きなのですが、カン先生からいうとこれも状況写真で人物じゃないよね、まあ広い意味で人物だけど〜とのこと。
     


     

    「これうん、列車とおじいさん、わかるんだけど範囲広げすぎなんだよね、欲張りなのよ、いいたいことはわかるんだけど。」





    カン先生がけっこう厳しく、すべてをほめてくれるヤン先生。他の方たちもいろいろ言われてへこんでいました(笑)
    先生らは私たちに何を求めているんだろう、ゲージュツって何?実践的な撮り方を教えてくれないの?もうついていけないといってた方も。

    もちろん写真に絶対的ないい、悪いって(技術的なことを抜けば)ないんではないか、というのが持論ですがね〜


    その後、参考にと

    リチャード・アヴェドンの労働者らを撮った「IN THE AMERIKAN WEST」
    http://muramatsutakeshi.blog.fc2.com/blog-entry-73.html

    「先生〜手首で切れてたり、子どもの入り方が変だったりしてるじゃないですか、写真下手なんじゃないんですか?(駄質問)」
    「これ、四方真っ白の箱みたいなの作ってそこに入ってもらって撮影してるんですよ、難しいんですよ撮るの。敢えての不安定な構図ってできそうでできないんですよ。」

    ダイアン・アーバス
    http://matome.naver.jp/odai/2141359522932481201

    「映画もあるんで見たことあるんではないでしょうか、いわゆるフリークスとかをね。その被写体に引き込まれすぎちゃってか知りませんが、心を病んで自殺しています。」

    キム・ギチャン
    30年以上韓国の路地裏やタルトンネという貧しい人たちが暮らす町の風景と人物を撮ってきた韓国を代表する写真家の1人

    チョン・モンガッ
    娘の成長を記録した「ユンミのおうち」という写真集が有名です。なんてことのない写真なんですけども、見てると涙が出て困っちゃいますね。カン先生はなぜこれがそこまで人気なのかわからないとやや否定的(笑)

    まあ好きな作家の好みもいろいろありますゆえ。
     
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